憂花かすみ嬢といえば、B・T氏(元漫才師で有名映画監督)との一夜を告白したことで、一躍話題となったAV女優です。彼女に取材し、その記事(ヌードグラビアでの告白スタイルでした)を週刊H誌上で書いたのは、実はワタクシです。そもそものネタは、そのときのグラビアを撮影したカメラマンのM・O氏から「Tと寝たAV女優がいるので告白グラビアをやらないか」と編集部に持ち込まれたものでした。
あれは、90年の年末だったと記憶しています(記事が出たのは91年1月)。ワタクシのお仕事としては、現場(AV監督のI・A氏が持つスタジオでした)に行き、撮影の前後で、そのときのお話を彼女から聞くこと。
最初に妙だな、と感じたのは「さて、それでTさんとのことなんですが……」と話を切り出すと、彼女が一瞬戸惑いを見せたことです。
女から話を聞くとカメラマンM・O氏からは「単なるグラビア撮影の仕事」と言われて現場に来たそうです。「T氏とのことは一生の思い出にしておこう」と思っていたのですが、現場の雰囲気に流されてしゃべってしまったそう。ワタクシは、そういう経緯をまったく知りませんでした。とにかく、話をきっちり聞くこと、聞き出すことだけを考えておりました。
ページの構成は重々しいというか、『衝撃の一夜妻告白!』というタイトルに相応しい雰囲気に仕上げたグラビアでした。彼女が泣きそうな顔をしている写真をページにワンカット入れて、(涙ながらに語ったんだなぁ〜)という感じに仕上げました。しかし、真相を告白すれば、取材現場は非常に明るく楽しい雰囲気で進行していて、インタビューカットの殆どが笑顔。使用した泣きそうな写真というのは、偶然クシャミをした瞬間をあえて使わせてもらったのです。
その後、話の裏を取るために、当日のT氏のスケジュールを調べたり、T氏と出合った(そもそもは軍団のG・T氏と知り合いで、呼ばれたのだそう)六本木のカラオケ店に潜入したり……。当日は、レースクィーンからタレントになったO・N嬢もいたそうです。雑誌が発売されると、後追い取材のワイドショーなどにT氏本人も「やりました!」と正直に言い、さらにネタとして「憂花かすみ」をTVで連呼したことでますます話題になったと記憶しています。
あのとき、彼女は売名行為の悪女、になってしまいましたが、罪はなかったと思います。あるとすれば、ワタクシか(……いや、カメラマンM・O氏かな・笑)。その後、話題の女としてT氏のソックリさんとのビデオに出たり、ストリップに出たりしましたが、いつしか引退。OLなどをしていたそうですが、02年の取材時では独身でした。彼女の過去を知ると男の方がビビってしまうそうです。しかし、その後のB・T氏が『世界のK』と呼ばれるようになったのを考えると、彼女は素晴らしいアゲマンのようにも思うのです。
当データーベースで改めて彼女の裏作品を見たのですが……しなやかなボディに、絶妙なる性反応……こ、これがアゲマンなのですね!
⇒⇒⇒ビートたけしとの一夜をスクープされた憂花かすみ!!⇒⇒⇒
しま☆はるよし
89年に男性週刊誌『週刊宝石』の契約ライターとなり、同誌の伝説的
企画「あなたのオッパイ見せてください!」などのグラビア制作に携わる。
89年当初からAV担当となりAV女優インタビュー取材やヌードグラビアの
撮影コーディネートを手がける。現在も男性週刊誌、写真週刊誌、夕刊紙、
スポーツ紙などで幅広く取材&執筆中。
仕事に対するポリシーは『ヌードからフードまで』。