最近は少なくなったと思うのですが、昔はヌード撮影ではよくモデルのコが飛ぶ(つまり現場に来ない)という事態が頻繁に起こるものでした。最近のAV系プロダクションはしっかりしているのですが、昔はアバウトなのが当たり前だったのです。専属女優制度をやっていたダイヤモンド映像にも、よく専属のコにモデルを使っていました。今となっては最初に誰をお願いしていたのかも忘れてしまったのですが、予定していたコが飛び、その代打でやってきたのが美雪沙織嬢でした。
「すみません、まだ新人なんですけど、専属になるコですので」とダイヤモンド映像広報のF君。予定より2時間遅れてやってきたのが彼女だったのです。普通、代打でやってくるコというのは必ずランクが落ちるものなのですが、当時の印象としては代打の方が良かったかも、という感じ。色白でムッチリしたボディ。性格もおっとりしており、素直で従順。2時間の遅れを楽々と取り戻す順調な撮影になったのです。
とにかく当時から惚れやすいワタクシは、彼女のことが気に入ってしまいインタビュー取材やモデルなど、何度もお仕事をブッキングしまくりました(もちろん、何事もなく終わるのですけど)。あまりダイヤモンド映像総帥の村西氏には好かれていなかったようで、人気爆発とはいきませんでしたが、当時のAV女優としては素材的に間違いなくトップレベルだったでしょう。
面白かったのは、あまり書かれていませんが姉もAV女優だったこと。お姉さんは残念ながらB級レベルの企画でしたが、その関連でスカウトされ、最初の面接でD社専属女優になったのは事実。さらに、同じ女子高の同級生もAV女優(M・H。後に超売れっ子キャバ嬢になる・笑)になっており、その高校からは実はAV女優を過去何名も輩出しているのだそう。高校名も聞いたのですが、制服がなかなかかわいい女子高校で東京だと◎◎線ではよく見かけます。制服姿のお嬢さんたちを見るたびに、(このコも……)と思ってしまうのです。
改めて美雪沙織嬢の作品を観ましたが、若い頃に見たのとはまた違い感慨深いものがあります。彼女も既に30歳。今、どんな女性になっているのか、幸せであれば良いのですけれど。
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しま☆はるよし
89年に男性週刊誌『週刊宝石』の契約ライターとなり、同誌の伝説的
企画「あなたのオッパイ見せてください!」などのグラビア制作に携わる。
89年当初からAV担当となりAV女優インタビュー取材やヌードグラビアの
撮影コーディネートを手がける。現在も男性週刊誌、写真週刊誌、夕刊紙、
スポーツ紙などで幅広く取材&執筆中。
仕事に対するポリシーは『ヌードからフードまで』。