20年前、かのダイヤモンド映像で大活躍した女優が居た。
名前は「沙羅樹(さらいつき)」。
御大村西とおる監督に心酔し、その元で4年に渡り活動。
彼がハワイでお縄を頂戴した時も、共に行動していたという。
そもそも彼女がAV女優になったのには理由が有った。
「お父さんとお母さんに、お家を建ててあげたい。」
その一心で飛び込んだアダルト業界。
親孝行な思いを成就した時、彼女はスッパリと表舞台から姿を消したのである。
引退を聞いて何より喜んだのは、6つ歳下の妹。
「これでもう、お姉ちゃんのビデオを借りに行かなくて済む。」と嬉し泣きをしたそう。
というのも、新聞配達や喫茶店のウェイトレスに励んでいた彼女。
姉の出演しているアダルトビデオを近所の人に観られたくないと、アルバイトで稼いだお金を全て、レンタル店に注ぎ込んでいたのだ。
AV業界を去った翌年父が、そしてその翌年最愛の母が亡くなった。
既に親戚からは「面汚し」と絶縁宣言を受けている。
遂には妹と2人、天涯孤独の身となってしまった。
そんな彼女が今秋、再びAVの世界に舞い戻って来るという。
病身の妹を救いたい・・・今度はその強い思いを胸に。